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2026年1月

スクレイピングと業務妨害罪

AIを学習させるために、スクレイピングをしてデータを取得したいという場面があります。そして、スクレイピングに際して、著作権法上の問題や契約上の問題について触れましたが、その他にも、業務妨害という観点でも気を付ける必要があります。例えば、スクレイピング先のサーバーに高負荷をかけてしまうと、業務妨害罪等に該当する可能性(刑法233条の偽計業務妨害罪、刑法234条の威力業務妨害罪、刑法234条の2の電子 […]

AIの学習にスクレイピングを使っていい?Part2(スクレイピングと契約)

スクレイピングによりデータを集める場合、法律上の規制に該当することは限られた場面になりますが、契約に違反しないか、という点も気を付ける必要があります。 1 利用規約 インターネット上のデータにアクセスする際に、サイトに利用規約が掲げられていることがあります。利用規約には主に、一方的に利用規約のみが示されているケース(会員登録がないために同意の意思表示をする場面がないものの利用規約が定められているよ […]

AIの学習にスクレイピングは使っていい?(生成AIの学習と著作権の問題)

生成AIで使われるような LLM(大規模言語モデル) は、膨大なデータを学習することで高い性能を実現しています。 では、その学習データとして、インターネット上の文章をスクレイピング(自動収集)して使うことは、著作権法との関係で問題ないのでしょうか。 結論から言うと、他人の著作物をLLMの学習データとして使うこと自体は、原則として適法です。 ただし、学習後にAIが出力する内容には注意が必要です。 な […]